NHK世論調査部の「男女の家事時間の差はなぜ大きいままなのか」によると、女性(既婚子供なし)の平日の家事労働時間は1日あたり4時間13分!ちなみに男性は26分が平均とのこと。
衝撃です。仕事のある日は、通勤時間含めてぴったり10時間仕事に取られます。
4時間家事をして8時間の睡眠時間を確保するためには、2時間以内に食事とお風呂と歯磨きを済ませて、野球の応援もして…無理無理無理!
今春まで共働きを続けてきたみみじろー夫妻。とことん家事を簡素化し最小出力で乗り切るようにしてきました。
みみじろー家の最小出力家事
- 調理(約1時間)
- 朝食:作り置きのゆで卵、パン、バナナ、サラダ。休日はオットのこたぬきさんが淹れるコーヒーが優雅です。
- 昼食:主に外食(こたぬきさん)と中食(みみじろー)
- 夕食:中食のお惣菜。時々こたぬきさんの肉野菜炒めと野菜たっぷりお味噌汁。
- 皿洗い:洗い物が少ないので、アクリルたわしでささっと洗うだけ。場所さえあれば食洗機を試したいです。
- 掃除(約1時間)
- まず環境を整えること!みみじろー夫妻が賃貸物件を選ぶ基準は、パーテーション付きの1LDK、バリアフリーで全面フローリングです。これだけでかなり掃除は楽になります。
- なるべく外に物を出さない。今の住居はとても収納が多いので助かっています。
- 水回りの掃除:重曹、クエン酸のつけ置き&アクリルたわしでさっとこするだけ。
- 棚のホコリ取りと床掃除:クイックルワイパーシリーズが大活躍。100均の類似品より値段は高いのですが、埃の取れ方が全然違うので掃除の手間はぐぐっと減ります。
- 洗濯(約15分)
- 洗濯乾燥機フル稼働:天気を気にせず洗濯でき、干す&取り込む手間をカット。平日に下着やタオル類を洗い、明日のぱんつを確保。休日はシーツやカバー類を洗います。
- 乾燥機は繊細なシャツや乾きにくいズボンには不向き:休日に乾燥機の使えない衣類をまとめて洗い、15年以上修理を重ねながら使い続けている物干しスタンドでコンパクトに干します。取り込んだ後はスタンドから直接着る服をとると楽です。
- 買物(約15分)
- ネットスーパーで週1回のまとめ買い:自分でスーパーに行って商品を選んでレジに並ぶのは時間がかかります。ネットスーパーの配達なら届いたブツをしまうだけ。飲料などの重いものも玄関まで運んでくれて大助かりです。
- amazonの定期おトク便が便利:石鹸や歯ブラシなど、つい買い忘れてしまいそうな日用品を忘れずに届けてくれるので重宝します。
合計で約2.5時間。上記以外の細々した家事を含めると3時間位になりそうですが、毎日全てをこなすわけではありません。実際には1日あたり約1.5時間程度を費やしていると思われます。
夫婦でアーリーリタイアをしたら、もう少し家事の量は増えることでしょう。
収入が限られるため、底値狙いの買物と自炊に時間をかけて支出を節約。二人とも家にいれば不在時よりホコリは溜まるし自炊で台所も汚れますから、掃除の頻度が多くなります。
この負担を軽くして、最小出力で暮らしていくためには次の2点がポイントになりそうです。
- 一人で済ませるのは大変だけど、二人で動けば一人あたりの時間は半分!
- 節約しながら、便利グッズや外部サービスで家事の負担を最小限にする探求を続ける!
次回は、リタイア後も夫婦で家事を分担する極意について書きますよ。