先日、こたぬきさんと一緒に御殿場にプチ旅行に行ってきました。
夫婦でリタイアした後は都心から離れて住宅費を節約したいと考えているので、旅行中は「移住候補地」を模索する視点でも街を見ています。
漠然と考えている移住先の条件
- 水がおいしい(水さえ良ければ料理に手間をかけなくてもおいしく食べられる)
- 家賃が都心部よりも安い
- 基幹駅まで車か交通機関で2~30分以内にたどり着ける
- なるべく地震のリスクを低くしたい(日本にいる時点で”なるべく”としか言えない)
- 人付き合いが苦手でもあまり困らずに住める場所
- ネットがはやくて電波が良好
御殿場は2回目ですが、初めて行った時は!水道から出る水が普通においしい!ことが衝撃的でした。
そしてもう一つ。地方都市と都心部の道路の造り方の違いにも衝撃を受けました。
現在のみみじろー夫妻の住処は、ビジネス街にほど近い場所。歩けばどこかの駅にたどり着く上に、日中はビジネスマンが多く人・人・人!横断歩道ではおクルマ様は後回し。歩車分離しないと、車両が右左折することもままならない状態です。
大量の歩行者を消化するべく幹線道路沿いの歩道は広々。自転車と歩行者にレーンを分けて整備されているところが増えています。
もちろん、みみじろーの生活も徒歩中心。遠方に行くときは電車や飛行機、ときどきレンタカーを利用します。
ですが、今回行った「車移動が基本の地域」では歩行者中心の都心の道路事情は通用しないことを思い知ったのです。
地方都市部の徒歩散策で驚いたこと
- 道路幅が広い上に、横断歩道の歩行者用信号が思いのほかすぐに点滅して動揺する。
- スーパーの駐車場が広すぎて、徒歩で敷地内に入ってもなかなか建物にたどり着かない。
- 見晴らしが良くて近くに見える建物が、歩くと結構遠い。
- 基本ルールはおクルマ様優先。横断歩道に人がいても結構いい勢いで突っ込んでくる。
- 歩道が狭くてボコボコしている。歩いている人が少なくて寂しい。
- ビルが少ないので日影がない。夏の晴れている日に歩く時は日傘マスト。
実際に歩いてみると「車文化の土地は何もかもが遠い・・」。頭でわかっているつもりでも、人間と車では稼げる距離が違うことを痛感したのです。
移住をしたらその土地のインフラに合わせて生活を組み立てていくことが必須。これからも旅行を兼ねて移住候補地を模索しながら、色々と新鮮な驚きを感じていきたいと思うのです。
自治体によっては民家を借りて移住体験等をサポートしている所もあるようなので、時間ができたら試してみたいなあ・・。