みなさんは「明晰夢」という言葉をご存知でしょうか?夢を見ているときに「これは夢だ」と気づいている状態のことです。
明晰夢(めいせきむ、英語:Lucid dreaming)とは、睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。明晰夢の経験者はしばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っている。(Wikipedia「明晰夢」より引用)
オットのこたぬきさんは明晰夢の経験がないと言っていましたが、みみじろーは頻繁に明晰夢をみる方です。
そもそも夢とはそういうものだと思って生きてきました。大人になって「明晰夢」という大層な名前がついていたことにびっくりしたものです。
「これは夢だ」と気がついたときに注意していること
- 夢に気づいても遠巻きに眺めるだけ。意識すると起きるから。
- 夢を操って空を飛んだりする人もいるようだけど、偶然空を飛ぶ夢に遭遇したらちょっと楽しむ程度。楽しい夢も怖い夢もなるべくスルー。興奮すると起きるから。
- 怖い夢になりそうな時だけ、ちょっとラストのイメージをいじって後は放置。夢の操作に集中しすぎると起きるから。
- よく眠りたいときは、夢に気づいても気づかないふりをして忘れる。「夢は見ていない筈」
そんな睡眠を大切にするみみじろーですが、仕事のスケジュールが詰まりすぎて考え事をする時間さえ捻出できなかった頃は、「これは寝ながら考えよう」と後回しにしていました。明晰夢を活用した必殺技です。
その時の経験が、今ブログのアイデアを考える時に役立っています。
夢の中でブログのアイデアを考える手順
- 寝る前に何について考えるか(ブログのテーマなど)を整理します。
- 1を意識したまま眠りにつきます。夢を見る感じになった時に、一気に考え事を夢の中に放り込むイメージです。集中しすぎると起きるので注意。
- 色々なことを思いついてしまい、「これは覚えきれない」と思ったらすかさず起きてスマホにメモします。その時には現実的なアイデアかどうかは判断しません。
- もう一度寝ます。一度起きると同じ夢には戻れない可能性が高いです。欲張るとそのまま寝付けなくなるので、「あとは睡眠に集中する」と自分に言い聞かせます。
- 朝起きてからメモを見直します。意味不明なものと、ナイスアイデアが混在しているので仕分けます。
半覚醒状態での考え事は、日中の考え事とは全く異なります。理路整然とは進まず、バラバラの情報が突然猛スピードでまとまっていって「ああ!そうだったのか!」と深く腑に落ちたり、「すごいこと思いついた!」となることも多いです。
今は仕事をしていた頃と切迫度が違うので、あまり「ひらめきの連続」のような感覚はないのですが、日中に考えるよりも自由度が高く、アイデア出しには向いているように思います。
ひらめきに興奮しすぎて目が覚めると二度寝に失敗するので、テンションを上げすぎない(途中で目覚めない)ことが一番のコツでしょうか。
睡眠と考え事が並行できるのは便利ですが、睡眠の質は下がるので多用はお勧めしません。
「明晰夢のご利用は計画的に」