前回は、アライナーをさらにしっかり装着するためのアタッチメントをつけました。それから3週間ほど経ちましたが、まだ一つもアタッチメントは外れていません。よかったです。
真面目に毎日20時間以上つけていた甲斐があり、予定通りに歯が動いて今のアライナーもぴったりフィットしているとのお話でした。
今回のアライナーから、エラスティックスという小さなゴムを歯に掛けて、動かしたい歯をさらに引っ張ることになりました。↓↓
アタッチメントと同様に樹脂(?)のフックを、大きく動かしたい歯(みみじろーの場合は両側の八重歯)に接着し、ゴムを掛けます。下側のアライナーに切り込みが入っているので、そこにゴムのもう一方の端を掛けて引っ張ります。
こんな感じです。
(人生初の自撮り)
難しそう…と思いつつ実際に掛けてみたらけっこう簡単!装着後は少し発音し難くなりましたが、すぐに慣れるでしょう。
上手に「ゴムかけ」をするコツ
- 下のアライナーの切り込みに「擦り付けるように」ゴムを掛ける
指先の腹を使ってアライナーにゴムを押し当てながら引くとうまくかかります。 - 歯をしっかり噛み合わせた状態で、上の歯のフックにゴムを掛ける
口をぽかんと開いた状態だと歯の位置が安定せず、ゴムがうまくはまりません。 - 鏡は見ないほうがいい
人によると思いますが、鏡を見ると遠近感が掴めません。指の感触に集中したほうが上手くできました。
数日ゴムかけを続けたことで、「ゴムを装着した状態での日常生活の注意点」もなんとなく掴めてきました。
エラスティックス(顎間ゴム)生活の注意点<まとめ>
- 人混みの中でゴムの着脱をしない
うっかり指を話すとすごい勢いで飛んでいきます。誰しも唾液付きのゴムにはぶつかりたくないものです。 - あくびは遠慮がちに
大あくびをしたら切れました。ゴムが口の中に飛んだのがせめてもの幸いです。(ちょっと痛かった) - ストックは多めに持ち歩いた方がいい
上記のように、ゴムが飛んでいって紛失したり突然切れたりします。そんな時にもストックが取り出せれば安心。 - 洗顔や化粧は慎重に
顔の上からフックの部分を押さえると、頬側の肉に刺さって痛いです。そっとそ〜っと。 - 固い食材や歯ブラシの柄をフックにぶつけない
フックも樹脂なので、無理な負荷がかかると取れてしまいます。歯医者さんの待合室でこんな注意書きを見つけました。
「ゴムかけ用のボタンが取れたら、急いで受診をしてください。忙しくて受診できない場合は、アライナーに自分で切り込みを入れて、ゴムを掛けてください」応急処置の方法があってよかったです。
診察の時に、院長先生から励ましの言葉をいただきました。
「ワイヤー矯正は歯医者さんが調整するので患者さんは歯磨きぐらいしか頑張りようがないけど、インビザラインは患者さんが頑張れば頑張るほど矯正が早く正確に進むんですよ。」
よっしゃ。(最小出力で)頑張りますよ。