パートや非常勤は「セミリタイア」と言えるのか?

Published / by mimijiro

このブログは「セミリタイア中のみみじろーとお仕事中のこたぬきさんが夫婦そろってアーリーリタイアを目指す」というコンセプトで書いています。が、既に十数回の更新を繰り返しているにもかかわらず自分の現状を「セミリタイア」と称していいのか迷っています。

正社員を辞めて、やりたい仕事・責任限定・少ない勤務日数・ごゆっくりな出勤時間の非常勤社員へ・・かなり快適にペースダウンしています。
でも雇われの身であることは変わりなく、勤務日は定時出勤。これってセミリタイアなのかなあ?

「いや主婦じゃん?」
「結局勤め人でしょ?」
「フリーター?」
突っ込みどころ満載です。
主婦の定義は「一家の中で家庭生活のきりもりを中心となって行っている女性(三省堂大辞林より)」なので、家事のきりもりをしないみみじろーが「主婦じゃない」ことだけはきっぱり言い切れるのですが・・。

もしかして「セミリタイア中」って詐称?大変だ!!確認のためセミリタイアの定義について調べてみました。

セミリタイアは、仕事を完全に辞めるのではなく、ペースを落として働きながらリタイアに近い生活を送ることです。
カオナビ人事用語集より引用

Difinition of “semi-retired” in English
Having retired or withdrawn from employment or an occupation but continuing to work part-time or occasionally.
(セミリタイアの定義:引退あるいは雇用や職業から離れて、パートや非常勤の仕事を続けている状態)
Oxford Dictionariesより引用

というわけで、数か月前に正社員としての勤務を卒業しペースを落として働いているみみじろーは、無事「セミリタイア中」を名乗ることができそうです。

今回色々と調べてみて、日本語よりは英語の方がセミリタイアやアーリーリタイアに関する記載が多いように感じました。ミニリタイア(短期間のリタイア)、セミリタイア、アーリーリタイアの比較記事などもあり、興味深かったです。
英語の辞書には定義が載っていることからも、英語圏の一部ではこうしたライフスタイルが市民権を得ているのでしょう。

一方、日本では「セミリタイア」という言葉は一般的には使われていると思いますが、辞書に載っているわけではなく、日本語訳もみつかりませんでした。
(ちなみに、「アーリーリタイア」は日本語で「早期退職」。意味としては「リストラで早期退職優遇制度を利用して定年前に退職する人」を主に指しているようです。)

日本では、のびのびとセミリタイアやアーリーリタイアを目指す人はまだ認知されにくい存在なのでしょうね・・。

詐称でないことに安心して、しばらくは「セミリタイア」を満喫しようと思っています。
けれど、やっぱりいつか非常勤の雇用も卒業して夫婦でアーリーリタイアをめざしたい!野望は尽きないのです。