疲れているのに眠れない!敏感すぎる人(HSP)のための「厳選」快眠アイテム

Published / by mimijiro / Leave a Comment

以前、「人に疲れるのは気質だった!「敏感すぎる人(HSP)」という概念」というタイトルでHSPに関するブログを書きました。

HSP(Highly Sensitive Person:敏感すぎる人)とは、音や光、匂いなどの外部刺激に敏感、人の表情や感情によく気がついて影響を受けやすいといった特徴をもつ人たちのことです。

今回のテーマは「睡眠」。

どんな動物も睡眠なしには生きられない。
眠らなければ免疫力、記憶力が低下し、健全な精神も全身機能も維持できない。
ただし、睡眠不足で生じた不調は睡眠で完全に回復できるのでご安心を。
必ず眠れるとっておきの秘訣! 最新の睡眠科学が証明する~今までの睡眠本では眠れない人へ (櫻井 武 著)より引用

気温、騒音、照明などの刺激に加え、仕事や人間関係の悩みといった内側からのストレス。1日を耐え抜いたあとの脳は興奮し疲れ切っています。睡眠によって十分に脳を休ませ回復する必要があります。

ですが、感覚が過敏なみみじろーは、布団に入ってからもかすかな音や光の刺激に反応したり、1日の出来事を反芻して思い悩んだりするため眠りが浅くなりがちです。

元気に明日を迎えるためにぐっすり眠りたい!試行錯誤を重ね、最近ではだいぶ改善されてきたと思っています。

眠りの質を良くするポイントは2つ。

  1. 「外部からの物理的な刺激(光や音)を極力減らすこと」 
  2. 「気持ちを落ち着かせて脳を興奮させないこと」

この2つの視点に沿って、普段から愛用している快眠アイテムと、快眠のための生活の工夫を一挙大公開します。


工夫その1:外部刺激を極限まで回避する!

  • 眠る時はお一人様
    人の気配に対してはとても敏感なみみじろー。友人との旅行や複数人での宿泊出張は地獄です。眠れぬまま数日を過ごし、最終日には目の下にクマを作り土気色の顔をして帰宅します。
    親しい人が相手でも同じです。横でオットのこたぬきさんに寝返りを打たれたら、都度驚いて起きてしまいます。「眠る時は一人で」これが安眠の大原則です。

  • 柔らかい耳栓
    こたぬきさんの足音はもちろん、時計の針の音までキャッチして眠れないみみじろーのマストアイテム。使い始めてから物音で起きることが減りました。
    耳栓を使うコツは、”柔らかい素材を選ぶ”、”お風呂あがりに綿棒でしっかりと耳の中の水気をとる”。せっかく安眠のためにつけた耳栓が痛かったり痒かったりして目が覚めないように準備しましょう。
    愛用品は「サイレンシア(Sサイズ)」です。使用上の注意に「横になって眠る時には使わないでください」とあるのでオススメはできませんが、自分には合っています。

  • シルクのパジャマ
    1年前まで綿のスウェットをパジャマがわりにしていました。ところが、贈り物でいただいたシルクのパジャマ(Wacoal 睡眠科学 シルクサテン長袖パジャマ)を着て愕然。
    蒸れない!重くない!摩擦音がない!寝返りを打ったときに突っ張らない!どこまでも素肌に近い感覚で、パジャマ一つでこんなに睡眠が変わることに感動しました。もう手放せません。問題は価格。自腹で購入するにはあまりに高い。大事に着ましょう…。

  • 小さいハンカチ
    アイマスク代わりです。頭や耳を締め付けるアイマスクは、睡眠中に痛くて起きてしまいます。眠る時に小さくて軽くて柔らかいハンカチ(黄色いから「ひよこ」と命名)を目の上に乗せておきます。
    その他、遮光カーテンも光の刺激を防いでくれる頼もしい味方です。


工夫その2:眠る前の興奮厳禁!

  • VENEX
    「産学公連携事業によって生まれた、初の「休養時専用リカバリーウェア」(VENEX公式ページより)。自律神経の働きを整えることで、昼間の緊張をゆるめ、心身ともにリラックスできる効果があるそうです。
    みみじろーは、雑誌の付録の足首ウォーマーと、首ウォーマーの二つを使っています。
    行きつけのマッサージ店で教えてもらったものの、使うまでは「まあ普通の布だろう」とタカをくくっていました。
    でも、就寝時に着けると、気味が悪いぐらい眠りが深くなるのです。今となっては本当に手放せない睡眠の必須アイテムです。
    語りつくせないVENEXの魅力は、別の機会にじっくり取り上げたいと思っています。

  • ノンカフェインのハーブティー
    カフェインに対しても敏感に反応するみみじろー。午後以降にコーヒーや紅茶を飲むと、夜は心臓がバクバク。眠るどころではありません。そこで役立つのがTWININGSのハーブティー”レモン&ジンジャー”。ノンカフェインなので安心。体がポカポカして幸せになります。

  • 夜の付き合いはなるべく避ける
    飲み会のあとは疲れ切っているのに眠れない…。酔った人達の大声や色々なものが混ざったニオイ、2時間以上絶え間なく人と話すストレス。一滴もアルコールを摂取しないのに脳は大興奮状態です。こうなると睡眠薬に頼るしかありません。1/4量でも効きすぎて次の日はフラフラです。
    これも残念なことに親しい家族に対しても同じ。眠る前にこたぬきさんに話しかけ、楽しく笑ったりすると目が冴えてしまいます。あらゆる「夜の人付き合い」を控えたいのです。

  • 呪文を唱える
    昼間に誰かと交わした会話を思い出し、ぐるぐる悩んで寝付けなくなるのは日常茶飯事。そんな夜は、以前ブログで書いた「人の記憶はエンピツ書き」のおまじないを唱えて気持ちを落ち着かせています。


先述の本には「不眠を作らないための大原則は、睡眠にこだわらないこと」と書いてありました。

刺激や興奮を抑える工夫をすることは、入眠時の安心感につながります。
あとは毎日を元気に過ごすことができると信じて、おおらかな気持ちで横になりましょう。

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