40代をすぎて、自分の物忘れが進んでいることを日々実感します。ついさっき言おうとしたことが「あれ?なんだっけ?」思い出せないのはいつものこと。
「本当に大事なことは忘れない」と言いますが、それは嘘です。絶対忘れちゃいけないことも平気で忘れます。自分の記憶が全く信じられません。
工夫もしました。Todoは思いついたら瞬時にメモ。でも「今日の帰りにコーヒー買わなきゃ」と思ってTodoリストに入れ、リストを見るのを忘れます。
最近は買い物を思い出したらAmazonで即購入。これならみみじろーが忘れても黒猫さんが忘れずに届けてくれます。
なんでこんなに忘れるんだろう??もしかしたら若年性認知症?自分のあまりの変化に、「脳ドックで自分のアタマの中を調べてみよう!」と思い立ったのでした。
脳ドックにもいろいろな検査項目があります。
- MRI(磁気共鳴断層撮影)
- MRA(脳血管撮影)
- 頚動脈超音波検査
- マルチスライスCT
- 脳波測定
その他、心電図、血圧測定、血液検査、尿検査等々…
脳ドックの基礎知識より引用
健康診断は職場で受けているので、脳に関する項目に絞って受診先を探しました。何より大切なのは、認知症の検査をしてくれるところ!
選んだのは神奈川県にある高木脳神経外科クリニック。検査内容が充実のうえお財布に優しく、土曜日も受診できるのが嬉しいです。
脳MRI+脳MRA+頚部MRA+神経学的検査の簡易Aコースに、認知症検査の「物忘れオプション」をつけました。MRIの画像を元に脳の萎縮度の判定、簡易テスト(長谷川式認知症スケール)で認知症を調べます。
初めての脳ドックはどのような結果になるでしょうか。「認知症だったらリタイアどころじゃないかも…いやむしろリタイアせざるを得なくなるか…」と、当日までどきどきです。
ところで、みみじろーは脳ドックを受けるにあたり、一つ心配がありました。実は十数年前に、事故で頭を打って開頭手術をしたことがあるのです。
そういう時って、頭蓋骨の固定に金属とか使いそうな気がします。術前術後の記憶がまったくないので、こたぬきさんに確認しました。
みみじ「頭蓋骨をくっつけるときに頭に金属とか入ったかな?磁気で撮影って良くなさそうだよね?」
こたぬ「今でも怪我したところは陥没しているでしょ?骨に隙間ができているんだよ。だから金属は入ってないと思うよ〜。」
そっかあ。よかった。…えっ?頭蓋骨がくっついていないの?本当にそれでよかったのか?
とりあえず問題なく受診はできそうですが、ちょっぴり複雑な気持ちで当日を迎えたのでした。
受診のお作法編に続きます。