40代の勉強法:やる気と集中力の低下に立ち向かう14の方法

Published / by mimijiro

資格取得に向けて、地味に勉強を続けて約2ヶ月。

10年前に資格の勉強をしたときも自らの記憶力の衰えに愕然としましたが、そんな30代の自分が羨ましくなるほど、圧倒的な記憶力の低下を実感しています。

でもこれは始める前からわかっていること。五感を使って、繰り返し体に染み込ませるしかありません。

記憶力よりも、想定以上の劣化に悩んでいるのは「意欲と集中力の低下」。

自腹を切って受講を申し込んだのも、勉強しようと決めたのも自分。投げやりになっているわけではありません。

なのに、テキストを取り出すまでに別のことが思い浮かぶ、数文字読んでふわふわと関係ないことを考え始める…「勉強に着手する」「内容に没頭する」ことができなければ、テキストを読むことも問題を解くこともできないのです。

どうしたらいいんだろう!?

今回は、集中して勉強に取り組むための工夫について。
この2ヶ月、いろいろ試した中で、効果があった方法をご報告します。


1. 思わず勉強に着手してしまう流れを作る!

  • 集中力は邪魔のない環境探しから!
    調子がいいときは自宅でも集中できますが、一番集中できるのはパート先近くのフリースペース。家事など気になるものがなく、人がほとんどないないため、邪魔や刺激が入りません。椅子と机の高さも自分の体にぴったり。気に入っています。

  • コンディションを味方につける!体調管理は万全に
    脳だって人体の一部です。疲れていれば、うまく働きません。お腹いっぱいで満たされている時にもハングリーなやる気は起こりにくいものです。いつもは朝食後に勉強場所まで30分ほど歩き、頭をスッキリと整えるようにしています。

  • 集中できる時間帯はいつ?
    眠る前の学習が一番記憶に残りやすいと聞きますが、夕方は疲れて勉強どころではありません。もっとも体調がいいのは休息十分の朝。とりあえず「勉強に向かう気力がある」時間帯を優先して勉強しています。

  • 締め切り直前の瞬発力に賭ける!時間制限は効果的
    勉強時間は1日30分。朝イチでフリースペースに立ち寄り、出勤までの30分間を勉強に充てています。出勤時間に追われるためスマホを見る余裕はありません。着席即テキストを広げさせる効果があります。


2. 自動的に集中状態に入る流れを作る!

  • 勉強に入るルーティンは効果大!
    椅子に座りマグの白湯を一口飲む → テキストを開く → 深呼吸をして前頭部に気持ちを集める → 一行目(見出し)の文字をはっきり認識するまで凝視する。これを毎回繰り返すことで、集中のスイッチが入ります。
    考える必要がない「動作」の組み合わせが自分には合っているようです。

  • 自分が集中している感覚をモノにする!
    前述のスイッチが入った時の感覚を意識して覚えておきます。ふと気持ちが途切れた瞬間にも、集中の状態を取り戻しやすい気がしています。

  • 休憩をこまめにとって集中を維持!
    朝の30分間に休憩を取ることはありませんが、それ以上勉強する場合は、30分で区切って休憩します。過ごし方はいろいろ。目を休めること、勉強から気持ちを切り離すことを意識しています。戻るときは、再度ルーティンからやり直します。


3. それでも集中できないときは?

  • 諦めるのだって作戦のうち!
    疲れているときや心配事があるときは、やっぱり気持ちが続きません。そんなときは30分経過していなくても、さっさと休憩。それでも切り替えられない場合は、思い切っていつも通りの勉強は諦めます。

  • 別の媒体に逃げるが勝ち!
    テキストに集中できない日は、耳で聞く勉強(通信教材)、ネットで勉強関係のコラムや動画を見るなど、『別の媒体に逃げる』のは、気分転換しつつ勉強もできる一石二鳥の方法です。

  • 休養もスケジュールのうち!
    週2日は勉強からまったく離れるようにしています。このためか、今のところは「勉強いやだな、面倒だな」という感じはありません。休んだ後は自然にテキストを開く気になるのが不思議です。


4. グッズ選びも集中力の味方!

  • 耳栓で深海の底にいるような静けさを!
    今の勉強場所は、とても静かなので耳栓不要ですが、図書館のようにたくさん人がいる場所では耳栓を使います。周囲のキーボード音やボールペンをカチカチする音も気にならずに集中できます。

  • 書きやすい筆記具で手の疲れを軽減
    太さや重さが合わないボールペンは、手の疲れと肩こりの元。ボールペンは三菱鉛筆の「JetStreem」、シャープペンはゼブラの「デルガード」。書き心地の良さも気に入っています。

  • 持ち歩きの重さも大事!
    今のテキストは最初から数冊に分かれているので便利ですが、あまりに分厚い場合は章ごとに包丁でバラします。ノートは薄くて軽いB5サイズ。持ち物を軽くすれば、疲労少なく勉強に取り掛かることができます。

  • その老眼鏡合っていますか?
    中高年の勉強の大敵。それは眼精疲労!テキストの細かい文字に目がチカチカ、文字を追うのが辛くて勉強できない場合には、知らないうちに老眼が進んでいる場合もあります。1年前につくったmy老眼鏡が必須です。
    >>> 老眼鏡デビューその2(遠近両用編)


この年齢になると、力任せの短期勝負は難しいと感じます。

40代は工夫で勝負。これからも「続けられる勉強法」を求めて日々改良を続けていきますよ。