インビザライン矯正は、アライナーNo.43/No.62まで進みました。第一段階の2/3を過ぎています。
実際にアライナーが出来上がり、装着を始めたのは7月。たった5ヶ月で43枚目のアライナーまで進んだのは、オルソパルス(矯正加速装置)のおかげです。
普通なら7〜10日で1枚ずつ交換するところを、3日おきに交換するのですから、おどろくようなスピードで矯正が進みます。
みみじろーの歯並びは矯正しやすい方ではありません。前歯と八重歯の間に、両側の2番の歯が埋まっている「叢生(そうせい)」です。八重歯の後ろの歯を2本とも抜歯し、隙間を作って動かしています。
(矯正初期の写真が載っている記事はコチラ)
もともと、マウスピース矯正とはあまり相性がよくないと言われている抜歯が必要な矯正。問題なく歯は動いていますし、大きな痛みもないのですが、あまりの速さに「本当に大丈夫かなあ?」少し心配でもあります。
ずっと気になっていた2つの疑問。今回の通院で、先生がわかりやすく説明してくれました。
- オルソパルスってどんな効果があるの?
- こんなに速く歯を動かして大丈夫?
1. オルソパルスは効果大!
み「先生。オルソパルスを使うと、どうして速く矯正が進むのでしょうか?」
医「自覚しにくいと思いますが、血流がハンパなくよくなるんです。細胞の代謝が活性化して、歯を支える骨からしっかりと動かせるんです。だから、速く動かしても安全ですよ。」
医「普通に1週間でアライナーを交換する場合でも、オルソパルスを使ったほうが歯の安定が良くなるんです。」
…確かに、血流の自覚は難しいです。オルソパルスを使っている間は、暖かい感じがするという程度です。
み「先生。オルソパルスを使うとアライナー交換直後の痛みがかなり軽くなるのですが、それは血流が良くなっているからですか?」
医「いや〜。患者さんからそういう感想は多数頂いていますけど、今のところ痛みの軽減については特に根拠はないですね。」
み「あ。じゃあ、関係ないんですね…」
どうやら、「オルソパルスの効果を自覚するのは難しいけれど、効果はある」ということのようです。速く動かしても大丈夫というお墨付きももらえて、安心しました。
2. オルソパルスの矯正スピードは世界一!
み「先生。半年も経たないのにずいぶん前歯が並んできて、すごいですね」
医「そうですね、みみじろーさんの矯正の速さは世界一なんですよ」
み「せっ…世界一ですか!?」(…確かに。オルソパルスを使っている方たちのブログを見ても、最速で5日おきに交換だ)
医「そう。世界一。大丈夫、順調に進んでいますよ。来月にはだいたい全体が隙間なく揃いますから、部分的にアタッチメントを外して、歯型も撮りましょうね」
みみじろーには、すばらしい特技などと呼べるものがないため、たぶん生まれて初めての「世界一」。喜んでいいのでしょうか。
実際、日々目に見えるようなスピードで歯が並んでいき、どんどん歯磨きもしやすくなっている実感があります。
ただ、嬉しい一方で、矯正がこんなにラクに、大した痛みもなく、すごい速さで進むことに戸惑っています。
来月には揃うって…まだ半年なのに?八重歯の矯正ですよ?2本も抜歯しているんですよ?治療跡だらけで神経のない歯もあるんですよ?40代ですよ?
普通に2〜3年コースを覚悟していたのです。
もしかしたらこの速さで動かしたことによって将来悪影響があるのかもしれませんが、噛み合わない歯で生きていくよりは多分ましでしょう。(まだ半信半疑)
インビザライン治療の経験豊富な先生方を信じて、引き続き頑張ろうと思います。
診察の最後に、先生から「きれいに磨けていますね。」とお褒めの言葉をいただきました。
これだけは、「もちろんです!」と胸をはって答えたいところです。
先月、矯正歯科と並行で受診している虫歯治療の歯科で、定期クリーニングをお願いしたところ、前回から3ヶ月しか経っていないのに進行した虫歯が見つかり治療したのです。
かなり丁寧に磨いていたつもりだったのでショックでした。
そのときに歯科衛生士さんから「みみじろーさんはきちんと磨いていますよ。見ればわかります。でも虫歯ができやすい体質かもしれません。」と諭されて以来、朝と夜に歯磨きにかける時間は各20分。
歯科衛生士さんイチ押しのアイテムを駆使して、歯の生え際、隙間、最後の殺菌までスキなく磨き上げています。
矯正治療中にいかに虫歯を防ぐか。この大事なテーマについては、また次回。